ソーシャルレンディングの早期償還って何?メリットデメリットは?

ソーシャルレンディングの投資を始める前に、実際の投資家のブログなども確認していると、「今月は早期償還があった」「早期償還の知らせが来た」といった内容のブログを見ることもあるかもしれません。
投資を始めていない人にとっては、ソーシャルレンディングの早期償還は具体的にどのようなものであり、またメリットやデメリットではどういった点があるのかわからないこともあるでしょう。
そこでソーシャルレンディングの早期償還が投資家に与える影響はどんなものなのかという点について説明します。

早期償還とは

ソーシャルレンディングで投資する案件を選ぶときに多くの人が利回り、そして案件の運用期間をチェックするのではないでしょうか。
例えば利回りが10%、運用期間12ヶ月の案件に100万円を投資した場合、期待できる収入は税引前で10万円です。
この場合12ヶ月にわたって10万円を12で割ったお金が分割されて入ってくるので、毎月の収入は8000円強となります。 その案件の運用期間である12ヶ月にわたって毎月8000円強の金額が振り込まれます。
しかし案件によっては12ヶ月の運用の予定だったものが、早期償還が起こって6ヶ月ほどで終わってしまうことがあります。 借りた側からすれば、融資に伴い発生するが金利をできるだけ支払いたくないので、早めにお金を全額返してしまいたいのです。
早期償還とはこういった融資を受けた事業者が、予定より早く借入金の返済を行うことにより発生します。
住宅ローンを支払っている人ならば、繰り上げ返済がイメージしやすいでしょう。繰り上げ返済で早めにお金を返済していけば、毎月の住宅ローン返済において大きな負担である金利分の支払いを減らせます。
ソーシャルレンディングで融資を受ける側も当然ながら、金利分の支払いは大きな負担です。融資を受けて運用を行っていた事業で、ある程度の目処が立ち、借入金を全額返済できる状態になれば、無駄に毎月少しずつ返済して金利を支払っていくよりも、一気に融資されたお金を全額返済してしまえば金利の負担をゼロにできるのです。

早期償還が起こることによるデメリット

この早期償還は投資家に対してはどのような影響を及ぼすでしょうか。
まず考えられる直接的なデメリットは、想定していた収入が減ることです。先程の例になりますが、12ヶ月間毎月8000円以上の収入がある予定だったのに、それが6ヶ月を打ち切られてしまっては手元に入ってくる収入は半分の5万円にしかなりません。
早期償還が起こっても、すぐに手元にお金が返ってきて再投資に回せればそれほどタイムラグによる投資ロスはないのですが、 早期償還が起きてもすぐに投資できる案件がなかった、また案件に投資しても運用開始まで時間かかってしまった場合には投資効率が大幅に下がってしまいます。
投資家にとって資金を眠らせておくというのは、投資機会の損失につながるために最終的な自分の収入の減少につながります。できるだけ資金を投資に回していきたいのであれば、早期償還は起こらない方が良いと言えるでしょう。
この早期償還のデメリットをカバーするにはできるだけ、多くのソーシャルレンディング会社に口座を開設しておき、投資機会を常に伺っておくことです。 そして返済された資金をすぐに投資に回すことができれば、早期償還のデメリットを軽減できるでしょう。

早期償還はデメリットばかりではない

一方で早期償還は必ずしもデメリットと言えない側面があります。
最初の理由として、早期償還が起こればその投資は成功に終わった判断できる点です。ソーシャルレンディング業界でも事業者リスクがクローズアップされるようになり、金融庁からの指導が入ったことによって信用を失う事業者も出てきています。
これまでそれほど大きな問題が起こってこなかった日本のソーシャルレンディング業界ですが、真剣に事業者リスクを考える投資家も増えてきており、運用期間1年以上の長期投資案件は危険だと考えている人も多いでしょう。
そこでできるだけ短期間でお金を回していければ、その案件の運用中に運用会社で何かしらの問題が起きても、早期償還が行われる予定ならば事業者リスクを軽減できるのです。早め早めの投資サイクルで回していけば、リスクを分散するできるメリットがあります。
また早期償還ができる事業者に融資を多くしているソーシャルレンディング会社は、経営の健全性が高い融資先が多いとも考えられます。
ソーシャルレンディングのリスクには融資先の貸し倒れリスクもありますから、返済がしっかり早めに行える融資先を選んでいるということは、今後も比較的貸倒れリスクが起こりにくいと期待できるでしょう。

また早期償還が行われることで、現在投資している案件よりもさらに利回りの高い案件に投資できるというチャンスが生まれます。自分が投資をした後に、より金利の高い良い案件が出てきてしまい、絶好のタイミングを逃すことも、ソーシャルレンディングの投資をしていく中では良くあることです。
お金が返済され他直後のタイミングで、利回り10%など良い案件が出ていればそちらに投資をしても良いでしょう。
またソーシャルレンディングに限らず、株や FX の絶好の投資チャンスがあれば、そこで利
益を獲得することもできます。
ソーシャルレンディングのデメリットの一つとしてよく言われるのは、資金を拘束される期間が長いという点ですから、実際投資を始めてみて資金が全く動かせないことを不便、もしくは不安に感じる人もよくいます。 そんな人にとっては早期償還をしてくれた方がありがたかったということもあるでしょう。

早期償還により高い利回りが実現することも

また一部のソーシャルレンディング会社では、早期償還が起きた時に当初予定よりも、投資家に対して高利回りの分配金を提供することはあります。
例えばどんな時に起こりやすいのかと言うと、不動産の転売を狙う事業社向けの融資での発生が多いです。ソーシャルレンディングによって事業資金を調達し、それによって不動産を購入及びリフォームなどを行います。そしてそのリフォームした不動産を売却し、事業資金と金利を返却していくのです。
不動産の売却によって想定していた以上の価格で売れれば、その分を投資家に還元されるケースもあるのです。オーナーズブックではこういった転売による高利回りを投資家に対して同社案件のメリットとして謳っていますし、 他のソーシャルレンディング会社でも似たような事例が起こるケースがあるようです。
早期償還が起こるということは、案件の運用が順調に進んだということですから、決して悪いことばかりではないのです。

まとめ

ソーシャルレンディングは一度融資してしまえば、後は何もする必要がなく、決まった額の分配金が受け取れるものと思っている人にとっては、早期償還はありがたいものではないかもしれません。
しかし日本のソーシャルレンディング業界はまだまだ成長途上、健全化の途中にあり、これから先どんなリスクが顕在化してくるか分からない状況とも言えます。よく考えずに長期案件のみに投資をしてしまった人は、現在の状況をみて早く返済が起きないかと願っている人も多いことでしょう。
その意味では早期償還は資金活用の場を増やしてくれますし、比較的安全性の高いソーシャルレンディング会社を選ぶための指標にもなってくれるのです。

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