3月のソーシャルレンディング運用報告と雑感

今ソーシャルレンディング業界は大変揺れている状況だと言えます。
2月21日のラッキーバンクへの行政指導が入り、その後みんなのクレジットの投資家への返済問題もまだ決着が見えません。
他の会社には目立った動きがありませんがそれだけに今後どうなっているか不透明さを感じる人も多いでしょう。
まずは私の今月の結果報告と合わせて今後のソーシャルレンディング業界について考えてみたいと思います。

先月分はこちらになります。

2018年2月のソーシャルレンディング運用報告です。 2月21日にラッキーバンクに証券取引等監視委員会からの勧告が入るという大きな出来事があり...

1.各ソーシャルレンディング会社ごとの実績

LENDEX

レンデックスは特に問題なく毎月分配金が入ってきています。
2月末に一件、3月中に2件の募集がありましたが3月後半にあった募集に関してはレンデックスでは久しぶりに投資金額が満額に達すること無く、ファンドの最低投資金額に達したものの十分な金額を集められていないという状況でした。
レンデックスは取引条件に関して様々な好条件が揃っている会社ですが、そのような会社でもなかなか投資金額を集めるに苦労しているあたりに、ソーシャルレンディング会社の苦労の様子が伺えます。

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ラッキーバンク

ラッキーバンクの3月上旬の分配金は予定通りの金額が入ってきました。
そして3月末にラッキーバンクからメールが来て、これまで運用中だった4件が4月5日に早期償還されるとのことです。
これまで私は160万円ほど投資をしたのですが、一気に100万円近い金額が戻ってくることになります。
早期償還をどうやら会社全体で進めていることが分かってきます。
一方で運用期間が6ヶ月だったものが、6ヶ月から9ヶ月という不定期な表記になるなど、全ての案件で運用がうまくいっているとは言えない状況であることも分かってきます。
さしあたり投資資金の半分以上が返ってくるので私とした人は一安心ですが、まだまだ予断を許さない状況にあることには変わりません。
ラッキーバンクに倒産をされてしまっては困るのですが、かといって早期償還されたお金を再度ラッキーバンクに投資したいとは思えないので、他の会社に回していこうと思います。

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グリーンインフラレンディング

こちらは特に目立った動きもなく無事に分配金が入ってきている状況です。
ただしグリーンインフラレンディングも関連会社に資金を回すため、投資家からソーシャルレンディングで資金を集めている状況であることには変わりません。
親会社であるJCサービスの決算では自己資金比率が低く、決して黒字だからと言っても良い状況とは断言できません。
非常な好利回り=リスクが高い投資であることは忘れていけません。グリーンインフラレンディングに投資をする時は6万円から10万円の範囲で少しずつ増やしていこうと思います。

SBIソーシャルレンディング

まだ分配金は入ってきてはいませんがSBIソーシャルレンディングにも口座を開設し投資を開始しました。
SBIソーシャルレンディングは3月は非常に積極的に案件を提供しており、1ヶ月で数十億円のお金を集めたのではないでしょうか。
小規模な会社に対して多くの投資家が事業者リスクを感じる一方で、SBIグループの一員であるというメリットを持って会社の安定性のメリットを大きく享受していると言えます。

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2.ラッキーバンクの現状

ラッキーバンクは一度レポートであげたように3月上旬に投資家に対する説明会を行いました。
しかしその説明会の内容は到底満足できるような内容のものではなく、結局4月2日に金融庁に対して業務の改善報告を行ってから、投資家に対しての説明を行うということでした。
投資家からの要望に応じ、2回目、3回目の説明会を行うとの説明もその場ではあったのですが結局3月終了時点で2回目3回目となる投資家への説明会は行われておりません。
その一方で3月26日に大量の早期償還連絡が入り、かなりの人が4月上旬にラッキーバンクに投資したお金が返ってくる状況になるようです。
その一方で先ほど書いた通り、運用期間が遅延する可能性が発生しているなど、ラッキーバンクの中でも返済を進め運用をスリム化しようとする動きと、一方すべての案件で売却が順調にいっているわけではない様子が伺えます。
それでもみんなのクレジットの時は、このように案件を処分して投資家に返却をする動きはありませんでした。その結果ほとんどの投資家が莫大な損失を背負うことになったのです。
それに比べるとラッキーバンクは少しでも投資家になんとかお金を戻そうという動きが見られるのは評価しても良いでしょう。
ただ4月2日の金融庁への業務改善報告、そしてその後の具体的な投資家に対する発表を待つまでは、安心するのはまだ早いです。
特に早期償還が起こるということは、想定していたラッキーバンクの想定していた金利収入が減るということです。一か月以上ラッキーバンクは案件を募集していませんから、会社の収入も途絶えて資金繰りが悪化し、倒産父が起きてもおかしくありません。一刻も早い案件募集の再開が望まれます。

3月2日にラッキーバンクの投資家説明会に参加をしました。その際のレポートです。 行政処分説明(田中社長)についてになります。 ラッキ...

3.みんなのクレジットの現状

まさに混沌を極めるみんなのクレジットの現状。みんなのクレジットの融資先であり、みんなのクレジットの社長であった白石伸生氏が社長を務めるテイクオーバーホールディングスが、みんなのクレジットで損失を負った投資家に対して損失額の保証をするとの発表を行っています。
しかしみんなのクレジット側ではそのような事実は聞いていない、またみんなのクレジット被害者の会という、投資家により結成された組織が、テイクオーバーホールディングスに対し所訴訟を起こすなど様々な問題が発生しています。
さらにテイクオーバーホールディングスでは訴訟を取り下げないと損失金の保証を行わない。さらに損失の補償は必ずしも現金ではなく仮想通貨で行うとの発表もされています。テイクオーバーホールディングスの最初の発表で沈静化した投資家の感情が、結果的には火に油を注ぐような状況になってしまっています。
私は投資をしていなかったので、詳しい状況を把握していませんが仮想通貨で損失補填をするというのはあまりにも馬鹿げた対応と言えるのではないでしょうか。
投資家に対する誠意が全く感じられない対応と言えます。

ソーシャルレンディング業界で最も業界内を騒がせた出来事といえばやはりみんなのクレジットをあげる人が多いのではないでしょうか。 31億円もの...

4.ソーシャルレンディング業界が初めて直面する危機?

これまで大きな危機に直面してこなかったソーシャルレンディング業界ですが、ラッキーバンクに行政指導が入ったことにより初めて業界全体の信頼がゆるぎかねない状況に陥っています。
ラッキーバンクはメディア露出も大きく、若手のやり手社長が経営する新興ベンチャー企業として多くの注目を集めていました。
そして起業から4年で150億円以上ものお金を投資家から集めるなど、ソーシャルレンディング業界でも最も成功していた会社の一つと言えます。
その成功の裏には、投資家を裏切り信用を損ねるような行為があったことも事実であり、他のソーシャルレンディング会社でも同様な行為をしていても何もおかしくはありません。
あくまでも私見でありますが、投資家のソーシャルレンディング投資に対する感情も悪化しており、本当にソーシャルレンディングは大丈夫なのか。今までがあまりも順調すぎた、という雰囲気が広がっているように思えます。
私もラッキーバンクに関しては当事者でしたから、投資金の半額以上が戻ってくることが確定しましたが、今後の動向次第では結果的には高い勉強代を払う可能性があります。
高金利=高リスクということを改めて認識して、これから先はSBIソーシャルレンディングのような実績と経営基盤がしっかりしている会社に対する投資が集まっているのではないかと予測されます。
いずれにせよここでラッキーバンクが踏ん張れるかどうかで、ソーシャルレンディング業界の未来は大きく変わってくるのではないでしょうか。
現状での日本のソーシャルレンディング投資は、あまりにも事業者リスクが高く、運営会社が投資家から集めたお金を保護する義務がないという問題点が改めてクローズアップされています。
ただ金融庁の指導次第で、ソーシャルレンディングの貸金業に則った不透明性が改善されていく可能性もあるのではないかという希望的な観測も持っています。

5.今後の投資方針

私も改めて今回のラッキーバンク騒動で分散投資の必要性を強く感じました。
今回SBIソーシャルレンディングに口座を開設したこともあり、これまでは年利7%を目標に投資していたのですが、今後は年利6%にまで下げて様々な会社に口座を開設して分散投資を行っていこうと思います。

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